外注講師による社員研修のデメリット

今抱える課題は解消しにくい

外注講師は会社の現状を完璧に把握している訳ではないので、今抱える課題は解消しにくいです。例えば自社内の誰かが講師になる場合は社員の能力や性格などを把握していて、それらを克服するようなプログラムを組めます。外注講師に求められる役割は、社員の頭の中に無い発想や行動を伝えることなのです。故に、苦手な部分を潰して社会人として成長するという趣旨の研修であれば、外注講師はベストな選択ではないかもしれません。もちろん、外注講師はプロなので即座に社員のウィークポイントを察知して対応できることもあります。ただ、社員が解消したい問題と外注講師の発言内容が上手く噛み合わなければ、研修に対するやる気が減退しかねません。

成功するか否か不透明

外注講師は、確かな実績を掲げて各企業からの依頼を待ちます。そのレベルは高いですが、全ての外注講師がパーフェクトではありません。少し難しさを感じながら仕事の依頼を受けているかもしれませんし、得意な分野ではないかもしれません。でも、外注講師は一つのビジネスとして活動している訳なので、簡単に依頼を断る訳にはいきません。その中で、依頼する側が求めるレベルと外注講師の能力差が大きくなってしまうと有意義な時間にはならないです。社員のモチベーションが上がらなかったり、無駄な時間に終わってしまうと成長どころか後退します。貴重な時間とコストをかけて学んでいるという意識を忘れてはいけません。最初から自社の講師にすれば良かったという後悔があると、徒労感が大きくなってしまいます。

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